「ドラえもん」パロディーで韓国機関に批判 「ぼくシクヤクえもん!」...一日で削除

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   韓国の行政機関「食品医薬品安全処(MFDS)」が作成したイラストが、国内で批判を集めている。

   見た目が「ドラえもん」そっくりなキャラクターをあしらっており、わずか一日で削除に追い込まれた。

  • シクヤクえもん(仁川食品安全情報センターのインスタグラムより)
    シクヤクえもん(仁川食品安全情報センターのインスタグラムより)
  • おせちを紹介する「シクヤクえもん」(仁川食品安全情報センターのインスタグラムより)
    おせちを紹介する「シクヤクえもん」(仁川食品安全情報センターのインスタグラムより)
  • シクヤクえもん(仁川食品安全情報センターのインスタグラムより)
  • おせちを紹介する「シクヤクえもん」(仁川食品安全情報センターのインスタグラムより)

「パロディーとしてデザインした」

   現地メディア「エコノミックレビュー」や「ビズ韓国」によると、MFDSは2020年1月6日(現地時間)、近隣国が新年を祝う伝統食をSNSで紹介した。

   作成されたイラストでは、ドラえもんそっくりのキャラクターがあしらわれ、「ぼくシクヤクえもん!どこでも行けるドアで隣の国では新年にどんな料理を食べるのか調べてみるもん!」との文言とともに、中国、日本、ベトナムの伝統食を伝えた。

   公開後、すぐに国内で物議をかもし、著作権意識の低さに対する指摘が相次いだ。翌日には投稿は削除され、MFDSのスポークスマンは「パロディーとしてデザインしたキャラクターだった」「今後の投稿では、より慎重になることを約束する」とコメントしているという。

   ドラえもんをめぐっては、映画「ドラえもん のび太の月面探査記」が19年8月に韓国で公開予定だったが、反日感情の高まりなどをうけて無期限延期となっている。韓国大手紙「朝鮮日報」(ウェブ版)によれば、12月24日時点でも公開のめどは立っていない。

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