田村亮復帰で「専属エージェント契約」追い風? 年末ガキ使で加藤自嘲も...

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「みんなやると思っていたら、気付けば俺1人」

   吉本興業における「専属エージェント契約」とは、2019年に発覚した亮さんらの騒動後となる8月8日に同社東京本部で開かれた「経営アドバイザリー委員会」で提唱された新制度。同委員会終了後に開かれた記者会見では、従来のマネジメント契約に加えて、「専属エージェント契約」という形態を導入することが発表された。スケジュール管理などのマネジメント的な要素を所属芸能人が自ら行うことで、会社と折半するギャラの比率が、従来の契約よりも芸能人側の比率が大きくなると報じられるなどしている。

   同制度をめぐっては、発案者の加藤浩次さん(50)が10月13日に、本人が10月1日付で同制度による契約を締結したと発表。従来の契約よりも芸能人側に有利とされるだけに広がりを見せるかと思われたが、大みそ日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時」では、笑いの刺客として登場した加藤さんが、「(エージェントを)みんなやると思っていたら、気付けば俺1人」と、「明日があるさ」の替え歌で歌い上げており、当初予想されたほどの広がりを見せていないのは事実だ。

   ただ、今回、亮さんが復帰する際に選んだのは、その「専属エージェント契約」。いったんは掛け声倒れに見えた同制度だが、従来の契約よりも芸能人側に有利とされるだけに、亮さんの決断が、今後の吉本所属芸能人のマインドに影響を与えることになるかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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