世界をアッと言わせた英国・ヘンリー王子の高位王族からの引退報道。
2019年にはメーガン妃との間に待望の第1子が誕生し、王族として正にここからという時期での「引退」とあって、イギリス国内はもちろん、世界レベルでのビッグニュースとして報じられている。そんな中、とあるツイートが注目を集めている。
名前が挙がったのはオノ・ヨーコさん
日本時間9日未明につぶやかれたのは、
「メーガン妃が英王室を『オノヨーコした(yoko ono-ing)』ことを誇りに思う」
というツイート。米国の有名コメディアンZiwe Fumudohさんがつぶやいたもので、このツイートは10日正午時点で5000件以上のリツイートと、6万件以上の「いいね」がなされており」、現在も拡散中だ。日本でもこのツイートが紹介され、やはり3000件近く拡散されている。
オノ・ヨーコさん(86)とは、「ビートルズ」のジョン・レノン(1940-1980)の妻であり、前衛芸術家としても知られる人物。1969年にはジョン・レノンと「プラスティック・オノ・バンド」を結成して音楽活動も行うなど、ジョン・レノンの生涯に大きな影響を与えた人物として知られる。
そのオノさんだが、ジョン・レノンとの結婚とビートルズの解散時期が近いことから、一部のビートルズファンからはビートルズ解散の元凶と目されている。海外の俗語解説サイト「オンライン・スラング・ディクショナリー」には「Yoko Ono」あるいは「Yoko」で、「男性のバンド仲間や友人との関係を妨害、または混乱させる女性」という名詞・動詞として投稿されている。
今回の「引退」もメーガン妃の影響が指摘されることもあり、2人を重ね合わせる人が続出したようだ。日本でも、「『ヨーコ・オノ』イングか。なるほど。まあ意味はわかっちゃうね。メーガン妃は英王室の小野洋子か」と、その真意を汲み取ったとする声も上がっている。
「メーガン妃は新オノ・ヨーコ」
なお、「yoko ono-ing」や「Meghan ono yoko」でツイッター検索をかけてみると、メーガン妃とオノさんを同時に思い浮かべる人が世界的に多いことが分かる。その内容は前述のツイートと同様、「Meghan is the Yoko Ono of the Royal Family」(メーガン妃は英王室のオノ・ヨーコである)「Harry and Megan the New's John&Yoko's...」(ヘンリー王子とメーガン妃は新たなジョンとヨーコ......)といったツイートが多く、正に、メーガン妃とオノさんを同一視するものだ。
メーガン妃に関連して注目を集めたオノさんだが、公式サイトのプロフィールを見ると、「ジョン・レノンの妻として世界中で最も有名な日本人」との記述があることが分かる。自他共に認める知名度の高さからか、今回はメーガン妃からのとばっちりを受けてしまったようだ。