ミドル級ではゴロフキン、村田が候補に
ライトヘビー級の可能性を残すものの、王者の顔ぶれをみるとスーパーミドル級が魅力的だ。スーパーミドル級には無敗王者がズラリと名を連ね、なかでもWBA世界スーパーミドル級のスーパー王者カラム・スミス(英国)は地元英国での人気が高く、レギュラー王者のアルバレスとの王座統一戦となれば世界的に注目される一戦となるだろう。
ミドル級に目を向けると、アルバレスと2度の死闘を繰り広げたゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がIBF王座に君臨する。WBA世界ミドル級のレギュラー王者である村田諒太(33)=帝拳=も対戦候補のひとりで、WBA世界ミドル級スーパー王者でもあるアルバレスとの統一戦を熱望している。
アルバレスの次戦に関しては、今後、本人を交えてゴールデンプロモーションズとの話し合いが行われるという。世界一稼ぐボクサーであるアルバレスを巡って、ミドル級からライトヘビー級までの各王者が対戦を熱望しており、アルバレスの今後の動向に注目が集まる。