「『嫌ならクビにしたらいいだろ!』とは言った」
この記事に対し、辛坊さんは8~9日、「辛坊の旅」というアカウント名の公認ツイッターを更新し、反論をつづった。
辛坊さんは、このツイッターで、週刊文春の早刷りが回って来たとして、その記事について「完全な捏造」と断じた。
女性社員に「いつでも飛ばせる」と言ったのは完全なウソだとし、「私はそんな事言わないのを信条に生きてきた!」と説明した。当時のことを今思い出したとして、「貴女は局の責任者なんだから、私の発言がそんなに嫌ならクビにしたらいいだろ!」と逆のことは言ったとした。
「スタッフは真実を知っている。それだけが私の救いです」と述べ、今後については、「弁護士と相談する」とした。
文春が情報をつかんだ背景について、辛坊さんは、「実は問題の背景に某国の陰謀があると睨んでいる。文春もついにかの国の手に落ちたようだ」と独自の見方を示していた。
週刊文春の編集部は1月9日、J-CASTニュースの取材に対し、次のようにコメントした。
「当該記事は、『深層NEWS』(BS日テレ)のキャスターである辛坊治郎氏が同番組の女性プロデューサーに対し、公衆の面前で罵倒し、それによって番組プロデューサーが心労のため会社を休んだという事実を報じたものです。記事に掲載したとおり、辛坊氏と日本テレビは事実関係を認めており、記事の内容については十分自信を持っております」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)