イラン情勢でお好みソース消える? 報道に波紋広がるが...→オタフク「ご安心ください」

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   お好みソースは消えません!――。オタフクソース(広島市)は2020年1月9日、一部報道を受けて、「お好みソースが店頭から消えることはございませんのでご安心くださいませ」とのコメントを発表した。

   同社が販売する「お好みソース」をめぐっては、イラン情勢悪化により、原料の「デーツ」(ナツメヤシの実)の調達に影響が出るのではと懸念が上がっていた。

  • オタフクソース公式サイトより
    オタフクソース公式サイトより
  • オタフクソース公式サイトより

「この部分がカットされておりました」

   米軍によるイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官殺害などを受けて、緊迫が続く中東情勢。

   NHK広島放送局は2020年1月8日、中東リスクは「お好みソース」にもおよぶ可能性があると伝えた。同商品の原料である「デーツ」は中東から調達しているため、輸入に支障がきたす可能性があるとし、オタフクソースの佐々木直義社長は取材に「中東以外の調達先の開拓を急ぎたい」などと答えている。

   この放送を受けてか、オタフクソース社の公式ツイッターは8日、「1部報道番組にて、中東情勢悪化によりお好みソースに影響がでる懸念があると放送されましたが、#デーツ については備蓄がございます←この部分がカットされておりました」と投稿。「お好みソースが店頭から消えることはございませんのでご安心くださいませ」と販売の継続を約束した。

   投稿には、「元広島市民の私は、オタフクソースが手に入らなくなると不安になるから安心しちゃった」「マジかぁ......良かったなぁ...」と安どする声が多数寄せられた。

   オタフクソース社は続けて、「広島お好み焼きは、原爆後の焼け野原からうまれ、そして広島の復興と共にあります。そして弊社は美味しいを囲むことによって人と人との垣根を越えて、その先にある笑顔を生み出したいと思っています。早く平和が訪れることを、心より願っております」とのメッセージも書き込んだ。

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