2020年、井上尚弥に戦ってほしい「3人の相手」 海外メディアが選ぶ理想のカードは...

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日本のファンからはドネアとの再戦も...

   「ボクシングニュース」は、井上の体格を考慮してスーパーフライ級に戻すことが出来るのでは、との希望を込めてのエストラーダ戦を選出しているが、記事の最後に「井上は階級を下げることに興味はないだろう」と付け加えている。スーパーフライ級時代の井上だったならば世界的注目を集める試合となっただろうが、井上は1階級上のスーパーバンタム級を視野に入れており、エストラーダがバンタム級に上げてこなければ実現しないだろう。

   海外メディアが選出した試合に加えて、日本のボクシングファンが見たい試合となるのは、ノニト・ドネア(フィリピン)との再戦だろう。昨年11月に行われた試合は、世界のメディアから高く評価され、米英の専門誌「ザ・リング」、「ボクシングニュース」などが年間最高試合に選出した。井上は王座統一戦を優先する意向を示しており、ドネアとの再戦は難しそうだが、実現すれば再び世界が注目することになるだろう。

   昨年はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム級を制し、ワンランクステップアップした「モンスター」。今年は世界主要4団体の王座統一が最大の目的となる。これに加えて日本の「モンスター」は今年中にPFP1位の座に就くのか。世界の「INOUE」から今年も目が離せない。

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