中華丼の「エビ」アレルギー表示せず アナフィラキシー発症訴え「一切丁寧な謝罪がない」

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他メニューも見直し

   女性はすぐに病院に行き、アナフィラキシーショックの診断を受けた。診断書には「2020/1/4 エビ摂取後からの嘔吐、下痢、じんま疹症状で当院外来受診され、精査の結果、上記診断とした」と書かれている。

   治療後、店の支配人から連絡があるも満足のいく説明はなく、「今すぐには返答ができない」との一点張りだったという。

   女性はJ-CASTニュースの取材に「店からは一切丁寧な謝罪がありません」と店側の対応を疑問視し、「医療費の負担、請求された飲食代の返金、丁寧な謝罪を求めます」と訴えた。

   ホテル側は6日、公式サイトで「『中華丼』におけるアレルゲン表記にいて、"海老"の表記が漏れておりました」と発表。「現在、ほかのメニューも含め、使用している食材の管理などを見直しておりますので、メニューにおけるアレルゲン表記を全品、中止いたします」と他のメニューについても言及した。

   先の女性によれば、メニューにあったソフトクリームとたこ焼きには、乳製品表記や小麦粉表記がなかったという。

   ホテルは6日午前、取材に応じるも「現在は何も話せない」と回答。その後、サイト上のお知らせが消え、代わりに謝罪文が掲載された。

   千葉県の衛生指導部によると、本件はすでに把握しており、調査を進めているとする。

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