ライバル同士が「試合中」に助け合い 高校サッカー青森山田・昌平戦で「フェアプレーのかがみ」

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小学校時代のチームメイト

   相手同士ではあるものの体調を気遣うこのシーン、選手間では当たり前のように行われたのかもしれないが、テレビ中継で大きく映ったこともありネット上で話題を呼んだ。ツイッターでは、

「素晴らしいスポーツマンシップ」
「フェアプレーのかがみ」
「西澤君のこのスポーツマンシップ 現地で観て心打たれたなあ」
「杓子定規に急がせず暖かく見守る主審も素敵です」

といった声があがっている。

   藤原と西澤は小学生時代、同じリベロ津軽SC(青森県弘前市)でプレーした元チームメイト。ウェブメディア「ゲキサカ」の5日の報道によると、2人は1学年違いながら仲が良かった。一緒にサッカーをするのは小学校以来で、連絡をとって「楽しもうぜ」と話していたという。藤原は試合後、敗れて泣き崩れる西澤から、日本一の思いを託されたという。

   連覇を狙う青森山田は、前半終了間際にJ1・浦和レッズ入団内定のMF武田英寿(3年)が追加点をあげて3-0と突き放した。一方的な展開になるかと思わせたが、後半に昌平が猛攻。持ち味のパスサッカーが機能し、2点を返して3-2と、あと一歩のところまで王者を苦しめた。

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