「第三次世界大戦」各国で相次ぎトレンド入り でも日本1位は「ムック」だった

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   米国によるイラン司令官殺害で、国際的に緊張が高まる中、世界各国のツイッターでは「第三次世界大戦」を指すキーワードが、相次いでトレンドのトップを占めた。

   日本でも2020年1月4日未明から、トレンド上位に「第三次世界大戦」がランクインしている。一方で、1位はスマートフォンゲームやテレビ番組に関する言葉に。特に「スーパームックモード」なる単語が長くトップに君臨し、話題を呼んでいる。

  • 情勢の緊迫に関心が高まるが…(C)FAMOUS
    情勢の緊迫に関心が高まるが…(C)FAMOUS
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海外ではとんだ「風評被害」も

   報道を総合すると現地時間3日、イラン革命防衛隊の実力者として知られるカセム・ソレイマニ司令官が、イラクの首都・バグダッドで空爆を受けて死亡した。米国防総省は、この殺害がドナルド・トランプ大統領の命令によるものだと発表、トランプ氏もソレイマニ氏が米国側への攻撃を計画していたとして、「戦争を止めるため」攻撃を行ったと述べた。

   当然、イラン側は強く反発しており、最高指導者アリー・ハメネイ師が「報復」を宣言した。米国もイラクに滞在する国民に国外退避を呼び掛けるとともに、軍の増派を決めるなど、情勢は緊張の度を強めている。

   世界各国では、この対立が大規模な軍事衝突、ひいては「第三次世界大戦」につながるのではないか、との不安が強まっている。こうした中で、ツイッターでは第三次世界大戦を指す「WWIII」「worldwar3」などのキーワードが、投稿の多い単語を集計するトレンド欄の上位を占めている。

   非公式サービス「Twittrend」の集計によると、日本時間4日0時ごろの各国のランキングでは、米国の1位がハッシュタグ付きの「WWIII」、2位がソレイマニ氏を指す「Soleimani」となっている。このほか、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、ベルギー、スイス、ギリシャ、ロシアなどの国々で「WWIII」が1位を占めており、他の国でも「Iran(イラン)」「Trump(トランプ氏)」などの関連語が上位に見える。

   この現象は海外メディアでも話題になっており、この現象を取り上げた英BBC(以下、いずれもウェブ版)では上記のようなキーワードのほか、その暗殺が第一次世界大戦の引き金となったオーストリアのフランツ・フェルディナンド大公の名前などがトレンド入りしたことを指摘している。

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