「何が悔しいって、お前のことじゃない」
そして、さらにGACKTさんのゴキゲンを損ねるかと思われたのが、高級牛肉を当てる最終問題。正解なら1ランクアップで「一流」に返り咲き、逆に不正解なら2ランクダウンで「三流」行きとなる特別問題だったが、挑んだ鬼龍院さんはまたも不正解だった。「三流」用の汚れたスリッパを履いたGACKTさんは、仁王立ちで鬼龍院さんを待ち構えた。
ところが、先ほどの不正解とは打って変わって「まあ人生いろいろあるわな」と慰めるような一言をかけたGACKTさん。予想どおり「大変申し訳ございません」と縮こまる鬼龍院さんだが、GACKTさんは突然、
「いや大丈夫。何が悔しいって、お前のことじゃない。あまりの桐谷の嬉しそうな顔がムカつく」
と矛先を他チームで最終問題に正解した俳優・桐谷健太さんに向けた。
すかさず笑い声をあげた桐谷さんは
「だって(スリッパは)ファッションで好きで選んではるのかなと思って、逆に?」
とフリに乗っかる。GACKTさんは「煽るね~」と笑い、鬼龍院さんを責めないのだった。
GACKTさんのブチギレを覚悟していた視聴者もツイッターで、最後の軽妙なやり取りを見て、
「桐谷に振ったのは鬼龍院を思いやるGacktなりの配慮なのかな?」
「ここ数年で一番面白かったな今回の格付け...最終的に怒りの矛先を桐谷某に向けることで番組的な面白さを維持しつつ鬼龍院をさり気なく許すGACKT様に貫禄を感じた...」
「GACKT様と桐谷健太の連携プレーで綺麗にオチ」
「鬼龍院よく頑張りました 最後 爆笑したッ 面白かった」
と、笑いとともに安堵した心境を書き込んでいる。