「貫禄を感じた」「見事というほかはない」――。正月恒例のテレビ番組「芸能人格付けチェック」で、ミュージシャンのGACKTさんと共演者の「絡み」が、新年早々視聴者を大笑いさせたようだ。
自身は同番組でこれまで個人58連勝と無類の「一流芸能人」ぶりを発揮していたが、今回はコンビを組んだエアーバンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さんがまさかの不正解連発。「説教」モードに入りかけたGACKTさんだったが...。
スライディング土下座に「ミュージシャンだぜ?」
「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2020お正月SP」(ABCテレビ・テレビ朝日系)は1月1日に放送。同番組ではチームを組んだ芸能人が、高級料理やプロの演奏などを6つの問題に挑み、「一流芸能人」にふさわしいかどうかをチェックする。問題は2択か3択で出され、正解すれば「一流」のままだが、間違えるごとにチームを組む芸能人ともども「普通」「二流」「三流」「そっくりさん」「映す価値なし」とランクダウンし、番組中の扱いが雑になる。
GACKTさんは同番組でこれまで、個人の連勝街道を突き進んできた。一方、コンビの芸能人が不正解したことはある。今回も連勝記録とともに、誰と組んで出演するかにも注目が集まっていた。
だが「相方」となった鬼龍院さんは、2問目の吹奏楽問題で早速つまずいた。国内屈指のプロ吹奏楽団「ハーツ・ウインズ」と、高校の吹奏楽部との演奏を当てる問題で不正解。出題前には「一応僕もミュージシャンなんで」と話す鬼龍院さんに、GACKTさんが「ミュージシャンがこれ間違うわけがないですよ。ありえない」「もし間違ったら坊主にする」とプレッシャーをかけていただけに、不正解と発表され、「普通芸能人」にランクダウンが決まるや否や不穏な空気が流れる。
GACKTさんのもとに戻ってきた鬼龍院さんはスライディング土下座で「本当に申し訳ございませんでした!」。直後にスタジオは休憩を挟んだが、「お前ちょっとー...他の問題で間違えるならわかるけど、この問題で間違えるって何事か? ここで間違う? ミュージシャンだぜ?」と「説教」タイムへ。「勘弁してよ。びっくりするわ。あれだぜ、(ソロデビュー)20周年だぜ」と続けるGACKTさんに、鬼龍院さんは恐縮しきりだった。