笑ってはいけない「マンネリ脱した」と好評 新しい地図、闇営業パロ、新企画など「攻め」目立つ

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   この年末年始も、笑うことを禁じられた5人が日本中を大爆笑の渦に陥れた。2019年12月31日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」(日本テレビ系)の「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時」を見た視聴者から、満足したとの声が続出しているのだ。

   「笑ってはいけないシリーズ」が大みそかに放送されるのは2019年で14回目。近年は年末が近づくと放送を楽しみにする声が上がる一方で、一部の視聴者からは「マンネリ化している」との声が上がるなど、パワーダウンがささやかれていたが、いざふたを開けてみると、そのパワーに圧倒されたとの声が噴出している。

  • 松本人志さん(2016年撮影)
    松本人志さん(2016年撮影)
  • 松本人志さん(2016年撮影)

「今回のガキ使は新しい地図に持ってかれた」

   番組冒頭、例年のごとく「バスシーン」がはじまるや、その最初に姿を見せたのは元SMAPの草なぎ剛さん(45)。草なぎさんは2019年に反響を呼んだ「全裸監督」のモデルとして知られる村西とおる監督(71)よろしくパンツ一丁の姿にカメラを担いで車中に突入し、出演者の5人を笑わせた。また、番組中盤には香取慎吾さん(42)が生活指導担当の教員役として超ミニスカ姿で出演したほか、番組後半では稲垣吾郎さん(46)がどぶろっくの森慎太郎さん(41)と共に堂々と下ネタを披露。地上波から遠ざかっていた3人を起用した番組に対しては、「はー...今回のガキ使は新しい地図に持ってかれた」といった絶賛が殺到した。

   笑いの刺客の強力布陣に加え、「絶対に笑ってはいけない」はずのルールにひねりが加えられたことについても視聴者からの賞賛が相次いだ。バスシーンが終わってロケ現場に到着した5人のうち、ココリコの田中直樹さん(48)については、序盤に「無敵ボンタン」なるアイテムが提供された。

   このボンタン、ひとたびはくと、どんなに笑っても尻を叩かれないという「無敵化」が発生するという夢のような効果を持ったアイテム。このボンタンのおかげで、田中さんは序盤では幾度となく「アウトー!」を免れていたため、ほかの4人から羨望のまなざしを受けていたほか、視聴者からは「叩く人がビビって逃げていくのウケた」といった絶賛が相次いだ。なお、この無敵状態は20時前に、田中さんが「ボンタン狩り」に遭ってあえなく終了したのだった。

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