5回目の出場となる乃木坂46は第70回紅白歌合戦で、2018年に「日本レコード大賞」を受賞した「シンクロニシティ」を披露する。
乃木坂46は2019年12月29日、NHKホールでのリハーサルに参加。予告していた通り、今年は欅坂46、日向坂46と、3グループ合同のステージだ。
「お祭りのように楽しくシンクロしあえたら」
乃木坂46のステージが3グループ合同であること、さらに総合司会の内村光良(ウッチャンナンチャン)さんも加わることは28日に発表。ツイッターのトレンドで「坂道合同」や「シンクロニシティ」が上位に入った一方で、一部のファンからは、
「純粋に、『乃木坂46』の『シンクロニシティ』が見たい!!」
「紅白という大舞台では乃木坂46のメンバー全員だけで披露してほしい」
「乃木坂欅坂日向坂のパフォーマンスにはそれぞれの個性があるので別々にやるのが一番だと思う」
といった声も上がるなど、ファンの間で波紋が広がっていた。元メンバーの生駒里奈さんが同シングルで卒業したこともあり、曲に対して特別な思いれがあるファンが少なくなかったようだ。
29日のリハーサルでは楽曲の途中でステージの両脇から欅坂46、日向坂46のメンバーが登場。立ち位置としてはあくまで乃木坂46がメインという形だった。
センターを務める乃木坂46の白石麻衣さんはリハーサル後、報道陣の取材に対し、
「初の試みなので、坂道がギュッと集まった感じは初めてなのでとても楽しみです。内村さんも一緒に踊るので、お祭りのように楽しくシンクロしあえたらいいかなと思います」
と思いを述べた。
今年3月にデビューシングル「キュン」を発売した日向坂46は今回が初出場。先輩グループとの共演について、メンバーの齊藤京子さんは、
「さすが乃木坂46さんで、少しでもご迷惑をおかけしないように精いっぱい頑張りたいです」
と意気込んだ。
それぞれ違った特色を持つ坂道グループがどのようなシンクロを見せるのか、注目だ。