NHK紅白歌合戦に12回目の出場を決めているAKB48が2019年12月29日、東京・渋谷のNHKホールで行われているリハーサルに姿を見せ、報道陣の取材に応じた。2年連続で海外の姉妹グループとコラボして「恋するフォーチュンクッキー」を披露する。
「恋チュン」は、HKT48に所属していた指原莉乃さん(27)がセンターで、AKB48グループにとっても代表曲のひとつだが、その指原さんも19年4月にグループを卒業。小栗有以(ゆい)さん(18)が、その大役を引き継ぐ。
柏木由紀「さっしーの衣装を勝手に借りて意気込みを」
「恋チュン」は13年の選抜総選挙で指原莉乃さん(27)が1位を獲得したことを機に発売され、18年にはタイでも人気が爆発、この年の紅白ではバンコクのBNK48とコラボした。19年は海外の8グループ(JKT48=ジャカルタ・BNK48=バンコク・MNL48=マニラ・AKB48 Team SH=上海・AKB48 Team TP=台北・SGO48=ホーチミンシティ・CGM48=チェンマイ・DEL48=デリー)のエースを交えて披露。さらに広く世界にアピールしたい考えだ。
30歳までグループを卒業しないことを宣言した柏木由紀さん(28)は、「今日のリハーサルは、さっしーの衣装を勝手に借りて、フォーチュンクッキーへの意気込みを表してみました」。センターに抜てきされた小栗さんは、
「今回、海外メンバーがいて、言葉の壁とかもあるが、私たちは歌やダンスで心をひとつにすることがすごく得意。みんなで本番は心をひとつにして、完璧な最高なパフォーマンスをお届けできるように頑張りたい」
などと意気込んだ。