カテゴライズ、当てはめの中でやっていくのは「すごく苦しい」
氷川さんにとってデビュー20周年を迎えた19年は、今までで一番「限界を突破」した年だったという。
「今までの氷川きよしはバックボーンとして一生懸命やってきたのですけど、これからは時代も変わって自分らしく、ありのままの姿で音楽を表現したい」
「どうしても人間ってカテゴライズしたくなって、あてはめようとする傾向があると思うのですけど、その中でやっていくのはすごく苦しいので、『限界突破』でいつかこの素晴らしい紅白に出れたらいいなという夢があって、そのために今年の始めから自分の中で決意して、持っているものをもっと活かせられればという思いで歌ってきた」
と「限界突破×サバイバー」を歌い続けた気持ちを告白し、
「後世の若い人たにも、自分の限界を決めないで負けないで一緒に頑張ろうという思いで自分自身とも戦ってきて、使命感を感じますし、だれも道を切り開いてないとこを切り開く気持ちで」
との思いでいた年だったと語った。また
「まだまだ自分らしさは出ていなくて...美のことととか子供のときから好きで、そういった好きなものをのばしてあげたいなと。自分自身の個性を大事にして、人に励ましを送りつづけられるアーティストでいたいなと思います。ワードにはまりたくないタイプなので、楽しんで歌えたらいいなと」
と、歌手活動に限らず、氷川さんがまだ見せていない素顔をこれから見せていく可能性にも触れた。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)