滝沢秀明は、ジャニーズをどこまで変えられるか 業界では手腕評価も...懸念は「側近」不在

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ネットで足場を見つけて、海外進出の勝負へ?

   滝沢さんは、Jr.のCDデビューを進める一方、こうした従来型に取って代わる新手法を模索しているとされる。嵐のSNS解禁などネット進出も、滝沢さんの意向が働いているとみられている。

   メディアでも、滝沢さんがネット進出に熱心だと何度も報じられ、2019年の「話題の人」として、表彰しようとする動きも出た。

   LINEが主催する同名のニュース・アワードでは12月、滝沢さんが「実業家・政治家」部門にノミネートされた。同社PR室によると、LINE NEWSが記事への登場回数や前年との注目度の変化、PV数など独自のデータを元に選定したそうだ。受賞はしなかったものの、滝沢さんのノミネートは、ツイッター上で注目を集めた。

   ジャニーズのSNS解禁について、前出の芸能関係者も、こう指摘する。

「そうしないと、世の中の流れに置いて行かれますよ。1年後に活動を休止する嵐は、後に続く後輩のために、いわば実験をしているわけです。世界中の人が見るネットで足場を見つけて、海外に進出する目的もあるでしょう」

   滝沢さんは、ジャニーさんとともに、生き残りをかけて、韓流グループを研究していたとされる。アメリカのチャートを駆け上がったBTS(防弾少年団)の売り方を見て、海外でのツアーを仕掛けるという情報も耳にしているとこの関係者は明かす。

   実際に、SixSTONESとともに、2020年1月22日に2組同時CDデビューが決まったSnow Manは、同年春にアジアツアーを行うと発表されている。さらに、アメリカなど世界的に売り込む動きがあるのだろうか。

「これからデビューする3、4のグループは、2020年の後半には、いきなり海外で勝負をかけるケースもあるかもしれませんね」(前出の芸能関係者)

   韓流グループなどに比べると、ジャニーズタレントの歌や踊りが本当に世界に通用するのかとの指摘も多いものの、滝沢さんの試行錯誤はしばらく続きそうだ。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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