チケットをめぐって交錯する好材料と不安材料
前述の通り、浜崎さんが代々木第一体育館でカウントダウンライブを行うのは2016年以来。前年までの東京国際フォーラムよりかなりキャパの大きい会場になる、という点は留意すべきだろう。
ただ、当時は12月29日、30日、31日の3日間に1公演ずつ、計3公演を行ってきた。29日と30日は当然ながらカウントダウンは行わないものの31日と同一内容であり、チケットの価格も同じなので、同一公演とみなすべきであり、そう考えると、2019年はチケットの総数は3分の1。単純計算だが、競争率は2016年までの3倍だ。
また今回のカウントダウンライブは例年と違って「先着方式で12月30日が終わるまで」購入受付が行われている。この点を考えると、「大晦日の予定が決まってから購入するか否かを決める」というファンがまだ一定数いると言えるだろう。また、浜崎さんは11月に公衆電話から電話をかけて当落を決し、当選者にはテレホンカードを贈呈するというプレミア企画を2回実施したが、企画終了後にはツイッター上に「回線がパンクした」とするツイートが相次いだことを考えると、今後、発売最終日に向けて購入者がまだまだ増える可能性は否定できない。
これらの状況を総合して判断すると、チケットが売り切れるか否かは、まさに今、当落線上にあるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)