「店員が外国人だと思って英語を使ったのだと思う」
この一部韓国メディアの記事は、ネット掲示板などで日本語に翻訳されて話題になり、様々な意見が寄せられた。
「touchはため口ではない」「外国人の客だから日本語が通じない、と思って簡潔に言っただけだろ」「コンビニバイトに何を求めてるんだろうか...」といったものだ。
ユーチューバーが取り上げたこのコンビニの店長は12月23日、J-CASTニュースの取材に次のように説明した。
「動画のことは存じませんでしたが、お酒はタッチ画面を押さないと買えません。このため、店員が外国人だと思って英語を使ったのだと思います」
動画では、店内が撮影され、店名まで晒されている。このことについては、「店内を何の許可もなく、勝手にビデオを撮るのはダメです。投稿した方には、動画の削除を求めたいと思います」と話した。
コンビニのある浪速区日本橋は、周辺にホテルが多いため、4、5年前からは韓国、中国を中心に外国人客が増え、今では訪れる客の半数を占めるという。マナーが悪い客もおり、「イートインコーナー以外での飲食は禁止」などとした中国語の注意書きをレジに出している。
「レジが2台ありますが、その前の列に並ばず、どちらかのレジに割り込んできますね。店内を歩きながら食べたり、会計前にそうしたりする人もいます。観光客に同じ人はいませんので、一向に改善しませんね」
こうした外国人と店とのトラブルは、この一帯でどのくらいあるのだろうか。
日本橋筋商店街振興組合や日本橋総合案内所に取材すると、「個々にはあるかもしれませんが、そのようなことは全然聞いていません」とのことだった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)