ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」のニコニコ生放送で2019年12月24日~25日、オリジナル番組『「ビビッドアーミー」広告画像3000種以上を27時間見続ける生放送』が放送される。
23日、ドワンゴから発表された。
3000種類だけど「選りすぐり」
ゲーム自体はプレーしたことはないかもしれないが、ネットをよく使う人なら、広告は何度も見たことがある――それが、「ビビッドアーミー」だ。CTW(東京都港区)が運営するブラウザゲームだ。自らの軍隊を率いて敵と戦う、いわゆるストラテジー(戦略)ゲームに属する。12月26日からは漫画「進撃の巨人」とのコラボ企画も行うなど、積極的な展開が行われている。
とはいえこの作品の名前をいろいろな意味で高めたのはむしろ、ネット上に出稿されているバナー広告だ。
多くの広告は、登場する女性キャラクターをフィーチャーしている。ところがそのイラストは直接的にではないものの、やけに扇情的なムードを漂わせているものが多いのである。それがウェブメディアも含め多種多様なサイトに、大量に配信されているため、日ごろゲームに興味がないような層でも、否応なしに目にすることになるのだ。ツイッターなどではさまざまな意見も呼びつつも、最近ではある種の「ネタ」として面白がるような向きも......。
今回の生放送ではクリスマスイブ・24日の夜21時から、翌25日24時までの27時間、ひたすらこの「ビビッドアーミー」の広告を放送する。取り上げられるのは実に3000種類、とのことだが、これでもなお「選りすぐり」とのことだ。
運営会社「なぜこんなことになったのか正直わからない」
CTWの広告宣伝部は今回の放送に当たり、以下のようにコメントしている。
「この日のために、毎日頑張ってきました......。なぜこんなことになったのか正直わからないのですが、弊社が約一年かけて作成した珠玉のバナーがここに集結いたしました。ぜひご観覧いただき、激シイXmasヲ、イキ抜いてくださいませ。また来年も今年を超えられるバナーの記録を作りたいと思いますので、応援をお願いいたします!」