「オンとオフの切り替えが非常に上手」
ベテラン芸能人としては少々恥ずかしいエピソードと取れなくもない柏木さんのツイートだが、ファンからの反応は上々。この不思議な状況について、経営コンサルタントで心理学博士の鈴木丈織氏は以下のように分析する。
「すでに12年以上芸能人を続けている柏木さんですから、それなりの風格を漂わせていることは想像に難くありません。ただ、それでもこれだけ『見逃されて』しまっている以上、柏木さんはオンとオフの切り替えが非常に上手な方にお見受けします。メリハリが効いているというのはプロ意識の表われと言えるでしょう」
また、「気付かれないのは芸能人として恥ずかしいこと」との意識がファン側にはあまり見られないことについては、
「ファンは知らず知らずのうちに、芸能人当人と自分自身を同一視してしまいます。それも、自らを芸能人の水準に引き上げてです。芸能人としてのオーラがオフとはいえ、『4回もスカウトを受けた』ということはポテンシャルの高さを象徴しているわけですが、そのエピソードを自分に当てはめてしまい、酔いしれてしまうのです。結果、世間一般からは『恥ずべきことだ』との指摘が出ますが、ファンからはそのような指摘は出ません」