警察庁「規定や指針はなく、個別対応になる」
容疑者の男は、ユーチューブのチャンネルを1年ほど前に開設し、マジックなどの動画を投稿していた。
空のペットボトルの中にふたを入れる手品をしたりしたほか、タバスコをせき込みながら一気飲みするといった過激な動画もあった。本人は、動画の中で、「日本一のマジシャンを目指して頑張りたいと思います」と抱負も語っている。
ただ、登録者が数人だったときもあり、ユーチューバーとして収入源になるほどではなかったようだ。
男は、ハト2羽のほか、インコも飼っているようで、2019年10月20日の動画でも紹介していた。ほかに世話をする家族などがいるかは不明だが、コメント欄などでは、「エサもらえない」「面倒だれが見る」などと世話する人がいない場合を心配する声が寄せられている。
一人暮らしの容疑者が逮捕された場合、ペットなどは一体どうなるのだろうか。
ネット上では、容疑者が事前に知人などにエサやりなどをお願いするしかないのでは、弁護士にカギを渡して誰かに頼むやり方がある、などと情報交換がされている。
警察庁の広報室は12月20日、「警察では、その場合の規定や指針は設けていません。そのときどきで、個別対応になると思います」とJ-CASTニュースの取材に答えた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)