無期懲役で「万歳三唱」 新幹線殺傷判決、テレビ・新聞はこう伝えた

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新聞の「万歳」見出しに差

   翌19日付の大手一般各紙の朝刊(東京最終版)で、見出しに「万歳」の文字を入れた社のうち、3段見出しと最も大きく扱ったのは産経新聞。判決内容を伝える4段見出し(第1社会面トップ=右上部分)の記事に続き、3段見出しで「『控訴しません』被告、万歳三唱」と伝え、万歳の様子を報じた。他にも「『殺害は2人まで』 死刑適用基準 逆手に計画」とする解説記事もあった。

   読売新聞も第1社会面トップで報じ、前文あとの2段見出しは「被告『控訴しません 万歳』」だった。被害にあった乗客女性が判決後に語った内容を伝える記事も3段見出しで報じた。

   ベタ(1段)見出しで「被告、突然万歳」と取ったのは毎日新聞。第1社会面カタ(左上部分)の記事末尾に続き、該当本文は8行だった。朝日新聞は第2社会面「カタ」(右上部分)で判決記事を3段で伝え、「万歳」の文字は見出しには登場しなかった。記事本文の第3段落で「『控訴はしません。万歳三唱します』と述べ、制止を振り切って実行した」と触れた。関連記事では、2段見出し(「車内の安全対策強化」)で、JR各社の安全対策に関する内容を報じていた。

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