サッカー元ドイツ代表・エジル、ウイグル弾圧批判で「中国版ウイニングイレブン」から消える コナミ「見解述べる立場にない」

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「見解を述べる立場にはありません」

   中国大手スマホアプリ配信サイト「TapTap」にも14日、ネットイースからの公式コメントとして、上記ウェイボーの投稿と同じ文章が掲載された。ツイッターでの発信を機に、エジル選手がゲーム内から「排除」される形となる。

   J-CASTニュースは17日、「ウイイレ」を開発・販売するコナミデジタルエンタテインメント(KDE)に対し、(1)中国の「実況足球」など3作品でエジル選手を登場させないようにするとしたのは事実か(2)その詳しい理由は何か。中国のウイグル人政策をエジル選手が批判したのが原因か(3)中国での今回の決定にコナミが何らかの対応をすることは検討しているか――について取材を申し込んだ。KDE広報は18日、

「弊社は今回の判断について見解を述べる立場にはありません」

とだけ回答を寄せた。

   J-CASTニュースは追って(4)中国での同ゲーム運営にコナミも関わっているか(5)上記声明を執筆・掲載したのはネットイースか。コナミも関わっているか――について質問した。KDE広報は19日「昨日と同じ回答になります」とだけ返答した。

   エジル選手のツイッター投稿を受け、中国国営放送CCTVは、15日に予定していたプレミアリーグ第17節・アーセナル対マンチェスター・シティ戦の放送を中止。アーセナルは14日、公式ウェイボーで「昨日SNSでメスト・エジルが発したコメントの内容は、エジルの個人的な意見です。クラブとしてのアーセナルは政治に関与しない原則を守ります」との声明を出していた。

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