「立派な会議室」「コーヒーも用意された」 3年半ぶり政策対話、韓国メディア「待遇」に一安心

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今回は「外交儀典上欠礼はなかった」

   これに対して、今回の協議では、局長級と会議のレベルが上がったこともあるが、会議室の名前も「特別会議室」で、「外交上の儀典に合った」場所が用意され、内部も「床に汚れも、積み上げられたプラスチック製の椅子もなかった。コーヒーなど飲み物も用意された」といった具合に変化。日本側代表団は「会議室のドアの前に立って韓国側代表団を待っていた」のに加えて、韓国側と握手して「グッドモーニング」と挨拶を交わしたことから、「外交儀典上欠礼はなかった」とした。

   ソウル新聞は、

「特に日本の代表団は、韓国代表団が会議場に着席した後、席に座るなど終始丁寧な態度を見せた」

とも指摘。「倉庫のように見える小さな会議室」で会合が行われた7月とは「180度変わった態度」で、記事冒頭では「関係改善の可能性に関心が集まっている」と期待感をにじませた。

   12月24日に中国の成都(四川省)で日中韓首脳会談が予定されている。同紙はこの日の社説で、首脳会談の場で「進展した成果をなすのが望ましい」と訴えている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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