大先輩からの「サプライズ」にファン歓声
公演は2日間とも、オールスタンディングのフロアが身動きも取れない程埋まった。平山さんが「大先輩ですよ!畏れ多すぎておそるおそるオファーしたら快く台詞をアレンジまでしてくれて...」と言っていた、「アイドルマスター」シリーズで共演の声優・中村繪里子さんのナレーションというサプライズで開演すると、フロアの観客から歓声が巻き起こった。
皆アルバム曲を聴き、事前に「予習」してきた、リピーターのような熱心なファンであるため、示し合わせたかのように曲に合せて、ペンライトの色が切り代わっていく。例えば「真夏のエモーション」ならば夏らしいライトブルーやライトグリーンになり、「Perfect Place」「フライング・ハイ!」のようなエモーショナルな曲では平山さんをイメージした黄色が目立った。
開演前は「クライマックスくらいは泣いてもいいかなと」と言っていた平山さんだが、何度も目頭をぬぐいつつ、初披露の新曲を含めた全13曲を歌い上げた。出資してきたファンが待ち望んだ、平山さんのソロでの生歌というプレゼントがこの日初めて実現した。そして、2ndアルバムの制作決定発表という「お土産」とともに初日は幕を閉じる。