卓球女子「最後の1枠」の行方 平野美宇が有力視される理由は...

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   卓球の伊藤美誠(19)=スターツ=と石川佳純(26)=全農=が、2020年東京五輪女子シングルスの代表入りすることが確実となった。すでに伊藤が代表を確定させ、今月(2019年12月)12日に中国で開幕したグランドファイナルにおいて残り1枠を石川と平野美宇(19)=日本生命=が争っていた。五輪代表枠は3枠あり、団体戦出場を巡る最後の枠を誰が獲得するのか、注目が集まっている。

  • 早田ひな選手、平野美宇選手(19年3月撮影)
    早田ひな選手、平野美宇選手(19年3月撮影)
  • 早田ひな選手、平野美宇選手(19年3月撮影)

ダブルスの実績で平野と早田の一騎打ちか

   選手のこれまでの実績を考慮し現在、代表3枠目の候補には、平野、早田ひな(19)=日本生命=、佐藤瞳(21)=ミキハウス=らが挙がっている。団体戦要員となる3枠目は、世界ランキングに関係なく、シングルス代表選手とのダブルスの相性などから協会が選出。そのためダブルスの実績がある平野、早田が選出される可能性が高く、実質、平野と早田の一騎打ちとみられている。

   五輪の団体戦においては、3人目の選手がカギを握ることになりそうだ。東京大会から団体戦の試合順が変更され、これまで第3試合に行われていたダブルスが1試合目に行われる。団体戦は3勝先勝方式で行われるため、第1試合のダブルスがより重要性を増す。このダブルスに出場するのが、最後の枠で選ばれた選手となる。

   団体戦の流れは、第1試合がダブルスで、第2試合から第5試合までシングルスが続く。ダブルスに出場した選手はそれぞれ第3、第5試合のシングルスに出場する。通常、エース格の選手はダブルスには出場せず、ポイントゲッターとして第2、第4試合のシングルスに出場する。

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