「データや思い出があることに、考え至らなかった」
特に、友達の所有物を壊したことへの非難は強く、「思い出のあるswitchを他人の親に壊されたんだよ」「子供の友達の物を壊すほど教育上悪いものない」といった声が寄せられている。
一方で、「見せしめにはなる」「子供が気持ちを切り替えるきっかけとなるからいい」と理解を示す向きも一部であった。その後、ブログは削除されている。
男性は、12月16日になって、削除した日のブログに代わって、謝罪文をアップした。
そこでは、15日の夜にネットで話題になっていることを知り、「一晩寝て、いろいろ考えて、確かにやりすぎたと、一年前の事ですが後悔しております」と明かした。息子たちにゲーム機を壊したときの気持ちを聞くと、「俺たちが、6割、悪い!でも、パパも4割、悪い」と言われた。そこで、男性は、「あの時は、やりすぎた。ごめんね」と2人に謝罪したという。
ブログに書いたことについても、「今回の件は、大変、反省しました。申し訳ございません」と謝罪した。
この男性は16日、J-CASTニュースの取材にも答え、「多少、亭主関白なところがあり、子供たちに強く言うことはあります。しかし、殴ったりする暴力は100%ありません」と虐待があることは否定した。
息子の友達のゲーム機を壊したことについては、こう話した。
「友達の親に『申し訳ありません』と言ったところ、『うちの子も悪かったんで』と言われました。勝手に貸して迷惑をかけたという意味だったと思います。しかし、データや思い出があるものを壊した、というところまで考えが至りませんでした。今回のことは、とても勉強になりました。このような機会をもらえたことは、むしろよかったと思っています」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)