「平成最強横綱」は白鵬なのか? 曙、貴乃花、朝青龍...名力士と比較した

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朝青龍は土俵外での問題行動が引退の引き金に...

   朝青龍は25度、幕内で優勝している。当時の角界では朝青龍の実力が突出していたことは確かだが、長らく一人横綱として君臨し強力なライバルが不在だったことも「一強」につながった要因のひとつだろう。ただ朝青龍に関しては土俵上のマナーや、土俵外での行動が問題視されることが多く、土俵外での問題行動が引退の引き金となった。

   曙、貴乃花、朝青龍のいずれも平成を代表する横綱である。貴乃花は引退後、現役時代の功績が認められ協会から一代年寄を授与された。貴乃花は現役時代、テーピングを嫌い、よほどの負傷でない限りテーピングやサポーターの類は使用しなかった。最後は喧嘩別れのような形で協会を去って行ったが、力士としては「平成の大横綱」であることに間違いないだろう。

   前人未到の幕内優勝回数を誇り、白鵬がこれまでに塗り替えてきた様々な記録は、平成だけはなく歴代横綱の中でも群を抜く。その一方で土俵上の振る舞いや取り口に関して、品格を問われることが多い横綱でもある。「心・技・体」を持ってして最強とされる横綱。白鵬は真の最強横綱になることが出来るのだろうか。大相撲初場所は2020年1月12日に両国国技館で幕を開ける。

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