ネット検索すると、実物やレプリカが続々
札幌東署は12月13日、J-CASTニュースの取材に対し、郵便物に入っていたものは危険性がなく、事件性もないとしてすでに処理したと明かした。
陸上自衛隊の第11旅団は、ロケット弾について、レプリカ品ではなく、撃った後の「撃ち殻」と呼ばれる訓練用の弾だったと広報室が取材に答えた。旧日本軍のものかどうか、いつの時代のものかは、明確でないという。火薬は入っておらず、危険性はないとしている。
警察が北海道の男性や購入者に返さなかったのは、本人がロケット弾の受け取りを拒んだためではないかという。
ロケット弾は、警察では処理できないため、11日に陸自に引き渡され、陸自では、すでに処分したとしている。不発弾処理の依頼は警察から時々来るものの、郵便物に入っていたロケット弾の処理は珍しいそうだ。
ちなみに、ヤフオクやメルカリで、ロケットランチャーやロケット弾と検索すると、実物やレプリカなどとして、様々な種類の商品が出てくる。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)