「レイシズム」と「ファシズム」
筆者は、これらの国会議員による誹謗中傷に耐えかねているが、最近さらなる誹謗中傷を受けた。
立憲民主党の石垣のりこ参院議員は、筆者をレイシズム、ファシズム呼ばわりした。もちろん、筆者にはまったく身に覚えがないので、石垣のりこ議員に、その根拠をただしたが、これまで何も返事はない。そこで、立憲民主党の枝野幸男代表にも見解をただしているが、その返答もない。
レイシズム、ファシズムという決めつけはかなりの差別表現である。筆者にとって、不思議なのは、この件も森ゆうこ議員の件も不思議なのが、いわゆる左派メディアは取材にこないことだ。左派メディアは、本来は人権問題に敏感なはずなのに、どうしたのだろうか。
さらに、左派系野党は、いつも説明責任というが、先ず隗より始めよ、率先垂範すべきだ。
++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「『バカ』を一撃で倒すニッポンの大正解」(ビジネス社)、「韓国、ウソの代償」(扶桑社)など。