取材申し込むとサイトが消滅 育児メディア「イクシル」、医療・健康記事に「不正確」批判相次ぐ

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医療従事者には「資格証」求めていたが...

   エス・エム・エス広報に取材すると、イクシルは17年12月に他社へ譲渡したと明かす。

   運営当時の編集体制を聞くと、記事執筆は外部に委託し、監修は医師や看護師、管理栄養士、ケアマネージャーなど医療従事者が担当していた。医療従事者には資格証を提出してもらい"身元確認"していた。

   同社の運営中にも不正確な記事が配信されていたと伝えると、広報は「信頼性の担保をどこまできちんととるのかの重要性を改めて認識しています。当時は医療従事者が監修しているから大丈夫だろう、信頼できるだろうと考えて記事を公開していましたが、専門性の領域に応じた専門家に依頼して公開するということが必要で、今後はやらなければいけないと思っています」と話した。

   エス・エム・エスはイクシルの譲渡後も、複数のヘルスケアサイトを運営している。

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