大手マスコミもジャパンライフと「接点」 紙面掲載や顧問就任...当事者らに見解を聞く

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「行政処分後に紹介したことは申し訳ない」

   朝日新聞の広報部は4日、J-CASTニュースの取材に対し、マトリックスワールドの商品記事は、確認できた範囲では、東京本社発行版で2010年7月8日から17年9月29日付夕刊まで計15回、プレゼントコーナーで掲載したとして、こうコメントした。

「掲載の経緯については確認できておりませんが、行政処分を受けた後に紙面で紹介したことは申し訳なく思っております」

   橘氏は、社内で文化財団常務理事などを経て、ジャパンライフ顧問になる前の11年に退職しており、顧問だったかどうかは把握していないとした。「17年1月の懇親会で弊紙の名前が宣伝に使われたかどうかは承知しておりませんが、事実とすれば遺憾に思います」とも答えた。

   一方、東京新聞編集局は6日、プレゼントコーナーへの記事掲載について、こうコメントした。

「2016年12月以降、マトリックスワールドがジャパンライフの通販事業部との認識がないままに、商品を情報欄の読者プレゼントコーナーに8回掲載しました。なお、ジャパンライフが3度目の業務停止命令を受けた2017年11月以降、マトリックスワールドの商品の掲載はありません」

   東京新聞は、12月2日の官房長官会見で、安倍首相が桜を見る会に山口元会長を呼んだかどうかを記者がただす質問をしたことがネット上で波紋を呼び、「一体どの口で安倍総理を批判しているのか」などと疑問の声も出ていた。

   記者がジャパンライフを疑問視するような質問をしたことについては、「官房長官記者会見で、『桜を見る会』にジャパンライフの元会長が招待された問題を問いただすのは、通常の取材です」と説明している。

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