対日行政交流中断したまま観光客増を望むのは「理屈に合わない」
さらに、釜山市の日本に対する姿勢も改めるように求めた。釜山市の呉巨敦(オ・ゴドン)市長は、日本の輸出規制強化に反発して、対日行政交流事業を見直すことを19年7月に発表している。社説では、こういった状況で日本人観光客の増加を望むのは「理屈に合わない」として、「釜山市の対日行政交流中断も見直す必要がある」とした。さらに、呉市長が、中国人観光客を誘致するための中国側との宴席でチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」を熱唱したことを引き合いに
「『釜山港へ帰れ』が、この歌が好きな(人が多い)日本に響くべき時だ」
と訴えた。呉市長が日本を訪れて観光客誘致に取り組むように求めたともいえる。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)