「ブラタモリ」卒業から3年以上
古豪復活とも言える、桑子アナによる2019年40代におけるランキングの「番狂わせ」。その躍進となった原動力はそれすなわち、40代の視聴者による支持であるが、その理由は一体何なのであろうか。考えられるのは桑子アナの「おやじキラーキャラ化」だ。
10月4日、桑子アナが担当するNHKのニュース番組「ニュースウォッチ9」にゲスト出演したのは、同局の森田美由紀アナ。森田アナは桑子アナについて「まじめにニュースを伝えているだけなのに『おやじキラー』と呼ばれてしまう」と、先輩アナウンサーとして桑子アナを分析。これに対し、桑子アナは「おやじキラーではないですけれども。それだけは言わせてください」とタジタジだった。このやり取りを見た視聴者からは、「充分にオヤジキラーなんですけどね」という声がツイッター上に上がるなど、その指摘に納得した声は多いようだ。
実際、桑子アナといえば、2015年4月から16年3月まで「ブラタモリ」にアシスタントとして出演しており、最終出演回では「お高くとまっていないし、いい子でした」と、タモリさんから評されるなど、タモリさんからの気に入られぶりはなかなかのものだった。ここれだけでも相当な「おやじキラー」ぶりだが、16年3月時点で桑子アナはまだ29歳であり、真の「おやじキラーキャラ」になるには、若干年齢が足りなかったと言えよう。
しかし、それから3年以上たった2019年12月、桑子アナは32歳となっており、より一層、「おやじキラーキャラ」にふさわしい年齢になったといえるのではないか。これらを総合すると、今回のランキングで40代から支持を集めた理由が、おぼろげながら見えてくるのではないだろうか。
(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)