「1軍監督姿、一度は見てみたい」 掛布氏、阪神「残留」で再燃する待望論

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   ミスタータイガースが阪神電鉄と再契約することになりそうだ。阪神の藤原崇起オーナー(67)が、掛布雅之氏(64)と再契約する意向を明かした。2019年12月5日、各スポーツ紙が報じた。球団の親会社である阪神電鉄と再契約する見通しで、職務内容や肩書などは未定だという。

   掛布氏は2016年、17年と2軍監督を務め、18年からオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)として球団を支えてきた。今年10月31日に任期満了での退団が発表されいったん球団から離れたものの、掛布氏の野球にかける情熱や見識が評価されグループの一員として新たなポストが用意された。

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「ファンの声を無視できなかったと思います」

   在阪のメディア関係者は「関西では掛布人気はいまだ絶大で、大きな経済効果をもたらします。退団が発表された際、阪神ファンから批判的な声が多く見られました。掛布の野球論に心酔する若手選手も多く、影響力は絶大です。今回はオーナー自ら再契約に向けて動いたようですが、ファンの声を無視できなかったと思います」と話した。

   掛布氏の「残留」が決定的となり、1軍監督「待望論」が再燃している。これまで阪神の監督が交代するたびに持ち上がってきた掛布氏の「待望論」だが、一度も実現していない。掛布氏は現役引退後、テレビの野球解説者、評論家などメディアで活躍し、長らく縦縞のユニフォームに袖を通すことはなかった。

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