ホスト界「帝王」のプロ野球人脈 その意外なきっかけとは

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   「現代ホスト界の帝王」と名高いカリスマホストのローランドさんは、プロ野球界に人脈が広い。

   2019年12月3日夜、ローランドさんは横浜DeNAベイスターズの抑え・山崎康晃投手と会ったことをインスタグラムで明かし、ファンから驚きと興奮の声が上がっている。

   じつはローランドさんは山崎投手をはじめ、縁深い一流プロ野球選手が多い。

  • ローランドさん(2019年8月撮影)
    ローランドさん(2019年8月撮影)
  • ローランドさん(2019年8月撮影)

帝京高校でのクラスメート

   3日夜、ローランドさんはインスタグラムで、山崎投手と、同じくDeNAの東克樹投手との3ショット写真を公開した。

「お互い日本を代表するスターになったけど、話す内容は学生時代から全くもって成長しない。俺にとって大切な友人であり大切なライバル。...てか東くんかわいい」

   同日には山崎投手がツイッターを更新しており、ローランドさんと帝京高校でクラスメートだったことを明かしている。

「実は...実は...あのローランド様と高校が一緒でして、今までずっと隠していましたが クラスもずっと一緒でした 帝京高校文系コース」

   2人は同じ1992年生まれで現在27歳。高校時代、山崎投手は野球部、ローランドさんはサッカー部に所属していた。山崎投手は亜細亜大学を経て、2014年にドラフト1位でDeNAに入団、ローランドさんホストと道は分かれたが、山崎投手は「何故かずっとザキヤマは成功すると言ってくれていた」とつづっており、2人に深い友情があることが伝わってくる。

「巨人ファン」なのにDeNA東を「巨人キラー」に

   一方で、ローランドさんは東投手とも関係が深い。「巨人キラー」と呼ばれる東投手は、2017年にドラフト1位でDeNAに入団。プロ1年目から先発投手として11勝(5敗)を挙げる活躍をし、2018年にセ・リーグ新人王に輝いた。

   しかし、今季は怪我の影響もあり、4勝2敗と苦しい1年だった。それでもシーズン途中、復調のきっかけとなったのが、ローランドさんの著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』だった。ファンからもらったというこの本を愛読し、金言を得た。

「マウンドには2種類の男しかいない。東か、東以外か」
「成功したいなら、やるか、やるかだ!」

   この言葉を唱え、8月23日の巨人戦では、8回1失点の好投で、約3か月ぶりの白星を飾った。

   このエピソードは2019年11月3日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で取り上げられ、番組にゲスト出演したローランドさんは「気まずい相手」として東投手の名前を挙げた。というのも、自身は巨人ファンで、巨人の坂本勇人内野手、澤村拓一投手と仲がよいと話していた。結果的に、敵に塩を送ってしまったというわけだ。

   2018年11月にも、ローランドさんは坂本内野手と飲んだことをインスタグラムで明かしている。体育会系出身、「帝京魂」を持つローランドさんは、一流アスリートと馬が合うようだ。

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