慶応大、今度は応援指導部が「活動自粛」 「盗撮」報道との関係は?広報に聞いた

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   慶応義塾大学の応援指導部が2019年12月3日、突然「活動自粛」を公式サイト上で発表した。同部をめぐっては翌4日、男子部員による女子部員への覗き・盗撮行為などが週刊誌に報じられていた。

   活動自粛の理由について発表文には一切の説明がない。慶応大広報室は取材に対し「事実関係を確認している」と答えるにとどめている。

  • 慶応大応援指導部の4日現在のサイトトップ
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「應援指導部は、現在活動を自粛しております」の1文のみ

   慶応大応援指導部は3日「應援指導部の活動について」と題する声明を公式サイトで発表。内容は「應援指導部は、現在活動を自粛しております」の1文のみで、自粛の経緯などについては触れられていない。サイトのトップページにも大きく同じ1文が書かれている。

   同日には、「第69回定期演奏会の中止について」も発表。「2019年12月9日に開催予定の『第69回定期演奏会』は中止することに決定致しました。ご迷惑おかけし申し訳ありませんが本演奏会の為にご寄付頂いた方、前売券を購入頂いた方への返金方法等は追って御連絡申し上げます」と1週間を切った演奏会の取り止めを伝えた。

   同部をめぐっては4日朝、週刊新潮ウェブ版の「デイリー新潮」が男子部員の不祥事を報じた。応援指導部を構成する「リーダー部」幹部の男子学生が、合宿中に後輩に指示して「チアリーディング部」の女子学生の風呂を覗かせたり、盗撮させたりしたほか、下着泥棒もはたらいたなどとしている。

   慶応大広報室は4日昼、J-CASTニュースの取材に「活動自粛の理由は、事実関係を確認中です」と話した。新潮報道の内容について「そういったことも含めて事実確認中です」とした。確認の結果がいつ出るかは、取材時点で分からないという。

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