崖っぷちの松坂、斎藤佑、中島... 来季は信頼を回復できるのか

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2年連続未勝利も年俸は現状維持

   中島は来シーズン、1塁手としての出場を目指すという。現状、巨人の1塁手は、岡本和真(23)、大城卓三(26)に加え新外国人ヘラルド・パーラ(32)も候補に挙がっておりライバルは多い。中島がレギュラーを獲得するには厳しい現実が待ち受けており、来シーズンはまずは代打として結果を残すことが前提となり、レギュラー争いに加わるのはそれからとなるだろう。

   プロ10年目を迎える日ハム斎藤佑樹投手(31)の来シーズンは勝負の年となる。今シーズンは2年ぶりの開幕1軍入りを果たしたものの1軍での登板は11試合にとどまり0勝2敗、2年連続で未勝利に終わった。2日の契約更改では現状維持の1600万円(金額は推定)でサイン。2014年以降、続いていた年俸の減額をストップさせ、来シーズンへ望みをつないだ。

   斎藤自身、先発、中継ぎ、抑えなどのポジションにこだわることなく、与えられた役目を全うする構えだ。今シーズン、斎藤はショートスターターとして起用されたこともあり、来シーズンは状況に応じながらの起用となるだろう。これまで栗山英樹監督(58)は斎藤に様々な形でチャンスを与え続けてきただけに、節目の10年目となる来シーズンは指揮官の期待に応えたいところだ。

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