内閣府の見解は?
内閣府人事課は3日、J-CASTニュースの取材に、シュレッダー業務は手が空いている職員が担当し、今回は障害者雇用の短時間勤務職員だったという。
「勤務時間の調整」について具体的な説明を求めると、「内閣府の中に高性能なシュレッダーは一台しかなく、予約が集中している中で、その方が勤務時間の中で予約が取れる時間となると、例えば15時までの勤務であれば、15時以降が空いていてもその方は対応できない。なので、勤務時間の中でその方の業務を調整した結果、5月9日のそこであればその方が対応できたということです」
わざわざ「障害者」を持ち出した理由は、野党議員がシュレッダーを視察した際、「高性能なのに予約時間が長すぎる」との旨の追及を受け、菅官房長官が「対応したのが障害者の方だったので一般の方より処理速度が遅れる」との回答をしたためだとする。