巨人、「13億円」の使い道 坂本らに還元?あるいは、さらなる大物獲得か...

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   日本野球機構(NPB)は2019年12月2日、保留者名簿から外れた自由契約選手133人を発表した。

   巨人ではアレックス・ゲレーロ外野手(33)、クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)をはじめとする7人の外国人選手を含む10人が自由契約となった。巨人はすでにナショナルズからFAとなったヘラルド・パーラ外野手(32)の獲得を発表しており、今後も外国人選手の補強を目指していく。

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昨オフは40億円超の大型補強も

   巨人を自由契約となった7人の外国人選手のうち、5人が1億円プレイヤーだ。最高額はゲレーロの年俸4億円(金額は推定)で、ビヤヌエバ、ライアン・クック(32)、テイラー・ヤングマン(29)、そして今シーズン限りで引退したスコット・マシソン(35)ら1億円プレイヤーがズラリ。1億円には届かないものの森福允彦(33)の年俸は8400万円(金額は推定)で、自由契約となった10選手の年俸総額は13億円を超える。

   今オフ、巨人はFA戦線で2連敗し補強することが出来なかった。当初、美馬学投手(33)、鈴木大地内野手(30)の獲得を目指していたが、美馬はロッテへ、鈴木は楽天を選択。FAで補強出来なかった分、新外国人選手で補強する方針で、外国人選手の獲得枠を3人から4人に拡大する見通しだ。

   昨年はFAで丸佳浩(30)と炭谷銀仁朗(32)を獲得した。丸は5年総額25億円超、炭谷は3年契約の年俸1億5000万円(金額はいずれも推定)。さらに岩隈久志(38)、中島宏之(37)らベテランを補強し、外国人選手を含め40億円を超える大型補強を敢行した。今オフはFA補強費に加え、自由契約で放出した選手の総年俸13億円超が浮くことになる。

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