東京・六本木ヒルズ森アーツセンター・スカイギャラリーでは、特別展「天空ノ鉄道物語」が2019年12月3日から3月22日まで開催される。
この特別展はJR7社と関東大手私鉄7社の協力のものと、1960年代から2010年代までの鉄道の歴史・足跡を一気に紹介するもの。通常は2ホールに分けられている52階の森アーツセンターギャラリーの2ホール分をまるまる特別展に使用し、五感で鉄道を体感できる。52階から都下の街並みを一望できるのも見どころだ。
松井玲奈、0系で好きなパーツは...
開催に先駆けて、12月2日にはオープニングセレモニーが行われ、アンバサダーのお笑い芸人の中川家礼二さんと女優の松井玲奈さんが、それぞれの視点からの鉄道愛を語った。礼二さんと松井さんは2人とも鉄道ファンを公言している、「鉄オタ芸能人」。アンバサダーに選ばれたことで、礼二さんは
「いろんなライバルを蹴落としてこのポジション(アンバサダー)に来られて......悔しがっているメンバーもいっぱいいると思うんですけど」
と、芸能界にも少なくない鉄道ファンの中から選ばれたことを自負してみせ、東海道・山陽新幹線700系のトイレの音真似で参加者を笑わせた。
鉄道の中でも、東海道新幹線の歴代車両が好きだという松井さん。企画展でも新幹線のブースがあり、初代車両0系の先頭部についている「ボンネットカバー」の実物が展示されていたが、それ以上に松井さんが興味を持ったのは、展示中の0系の「アンテナ」だった。
松井さん曰く「ウルトラマンセブンの頭みたいな」という0系の流線形のアンテナを見た時、「あぁーって!なって」と会場で一番テンションが上がったとのことで、
「博物館とかだと、上の目線になるので、(アンテナが)見えないんですよ。今まで新幹線って、鼻が好きが好きだと思ってたんですけど、アンテナだなって思いました」
と語った。