ラグビー「ONE TEAM」が年間大賞! 2019年「新語・流行語大賞」トップテン発表

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多くの犠牲を払ってきたからこそ日本代表は「家族」になった

   W杯前の1年間で約240日にも及ぶ強化合宿を行ってきた日本代表。家族よりも長い時間をチームで過ごし、その中で、セレクションから落ちた選手もいた。また代表に選ばれてもジャージに袖を通すことができず、ひたすら水係(ウオーター・ボーイ)に徹した選手もいた。だが、誰1人、文句を言わなかった。自己犠牲とも言える精神が、背番号を背負ってピッチに立つ選手たち、そしてファンに大きな勇気を与えたことは間違いない。

   2023年まで契約延長となったジェイミー・ジョセフHC(ヘッド・コーチ)が、ロッカールームで出陣前の選手たちに語った言葉も印象的だった。

No one thinks we can win (誰も勝てると思っていない)
No one thinks we can even close  (接戦になるとさえ思っていない)
No one knows how hard you've worked (でも誰もどれだけハードワークをしてきたか)
No one knows how many sacrifices you've made (どれくらいの犠牲を払ってきたか知らない)
You know you're ready  (やるべきことはわかっている)

   さまざまな苦境、辛さ、痛み...。それらを乗り超えてきたからこその「ONE TEAM=家族」を誇らしく思い、心から敬意を表したい。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

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