眞子さま結婚延期から2年弱 秋篠宮さま「何らかのことは発表する必要がある」誕生日会見で発言

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   秋篠宮さまが2019年11月30日の54歳の誕生日を前に記者会見し、延期されている長女眞子さまと小室圭さんとの結婚について、延期発表から2年が経つ20年2月をめどに「何らかのことは発表する必要がある」などと述べた。

   秋篠宮さまは18年の会見で、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と述べていた。今回の会見でも「私が昨年お話ししたことと変わっておりません」として、事態が全く進展していないことを明らかにした。

  • 記者会見で質問に答える秋篠宮さま(写真は宮内庁提供動画から)
    記者会見で質問に答える秋篠宮さま(写真は宮内庁提供動画から)
  • 記者会見は11月20日に行われた(写真は宮内庁提供動画から)
    記者会見は11月20日に行われた(写真は宮内庁提供動画から)
  • 記者会見で質問に答える秋篠宮さま(写真は宮内庁提供動画から)
  • 記者会見は11月20日に行われた(写真は宮内庁提供動画から)

「私が昨年お話ししたことと変わっておりません」

   眞子さまと小室さんは18年2月7日、同3月に予定されていた納采の儀をはじめとする一連の儀式を20年に延期することを発表し、「充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました」と説明していた。これを受ける形で秋篠宮さまは18年11月の会見で

「今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」
「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」

などと述べていた。

   今回の記者会見は誕生日当日の19年11月30日報道を前提に11月20日に行われた。秋篠宮さまは、「(眞子さまと小室さん)お二人の結婚に対する、殿下の現在の考えや見通し」に関する記者の質問に対して、

「私が昨年お話ししたことと変わっておりません」
「この次の2月で2年経つわけですね。昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があるという風に、私は思っております」

と述べた。

   20年2月23日には天皇誕生日、4月19日には秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」が予定されている。それまでに、両者に何らかの決断を迫ったともいえそうだ。

   さらに、眞子さま、小室さんともに、結婚については全くコミュニケーションがないことも明らかにした。

「それから、長女との話し合い、でしたっけ?それについては、結婚のことについては、話をする機会はありません。最近ですと、この即位礼の一連の行事についての事柄については話をいたしました。また、小室家とは、連絡は私は取っておりません」

一転、会見場が和んだ瞬間も

   会見場の雰囲気が和む場面もあった。秋篠宮さまが即位をめぐる一連の儀式について振り返る際、「前回(平成の即位関連儀式)と、ひとつ違うこと」として、

「これは正殿の儀になるんですけど、前回は、私の隣に今の陛下がおられて...。私はそこで行われる所作、分からなければ隣を見ていればいいっていう...そういう感じがあったんですね。これは大嘗祭もそう。今回は、それができない」

と、天皇陛下(当時の皇太子さま)の所作をまねていたことを明かすと、報道陣からは笑い声がもれ、秋篠宮さまは

「ということは、おそらく、他の参列者は私に合わせるだろう...ということは、やはりそのあたりは、少し緊張しましたね。間違えないようにしなければいけない、というのはありました」

と続けた。総額24億4300万円をかけて行われた大嘗祭については、秋篠宮さまは18年の会見で

「私はその宗教色が強いものについて,それを国費で賄うことが適当かどうか」

と述べていた。今回の会見でも「それについては、今も、昨年お話しした時と気持ちは変わりません」と述べ、改めて国費支出を疑問視した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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