高額転売防ぐ効果も期待?
エイベックスは今回のダイナミックプライシングの導入について需給に応じた価格での販売が可能になるとしているほか、チケットの高額転売を防ぐ効果もあるとしている。確かに、浜崎さんのカウントダウンライブのチケットと言えば、毎年年末になると東京都内のチケット屋では、公式販売では1万円に届かない価格で販売されているチケットが、ものによっては1枚2~3万円で売られている例が散見されており、最初から高額で販売することは確かに高額転売を防ぐ要素となり得ることが分かる。
このため、今回のダイナミックプライシング導入に対し、浜崎さんのファンからはツイッター上を中心に、「取り敢えずチケット申し込みしてみるか」といった声が上がるなど、新システムに理解を示す声が上がるなどしている。
ただ、その一方で、「あゆちゃんファン歴長いけど、カウントダウンのチケット高価すぎでしょ」との声も。確かに、2016年まで浜崎さんは代々木第一体育館でカウントダウンライブを開いてきたが(2017年と2018年は代々木第一体育館が改修工事のため、東京国際フォーラムで開催。また、2017年は大晦日開催ながらカウントダウンではなかった)、その販売価格は毎年9600円前後であり、2019年のチケットの最低価格と発表された「1万1000円前後」というのは、例年に比べて少々高いと言えよう。