「キャラクター化」されることで、ファンとアンチが生まれる
まず、通常は嫌われるはずの「芸能人によるバレバレの画像加工」がなぜ受け入れられているかについて鈴木氏は、
「Mattさんの場合は、その加工の具合が群を抜いて高いのが特徴です。加工の度合いがここまで高いと、人々の心の中では『キャラクター』として認識され始めるため、称賛の声が上がり始めるのです。ただ、キャラクター化していても実際にMattさんという人物は存在しているため、『虚像』との批判を行う人がいなくなることはありません。その結果として、評価が混戦状態になるのは当然のことと言えるでしょう」
と、Mattさんを受け入れる声が上がると、それと同時に批判も必ず巻き起こってしまうと指摘した。ただ、批判の声がなくならなくても、「『Matt化』という言葉が誕生した以上、芸能人としては大成功を収めたと言って良いでしょう」と、芸能活動には何ら支障はないとの考えも示した。