なぜ桑田真澄は「Matt化」されないのか 心理学で見る「実の父ならでは」の理由

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   タレントのMattさん(25)への支持が広がりを見せている。Mattさんといえば、インスタグラムに投稿される独特の画像加工を加えた写真が話題を呼んでいるほか、その加工のテイストについて、「Matt化」という名称が付くなど、早くも「ブランド化」が始まったようにも見える状況だ。

   2019年11月29日早朝には、モデルで女優のトリンドル玲奈さんとの2ショットを掲載したが、2人の顔はこれでもかとの「Matt化」が施されており、人形のような雰囲気に仕上がっている。この投稿にはファンからの「2人ともかわい~」といった声援が続々と寄せられており、Mattさんへの支持が集まっていることが分かる。

  • Mattさんのインスタグラムから
    Mattさんのインスタグラムから
  • Mattさんのインスタグラムから

「子供がめっちゃ怖がってた」

   だが、その一方で、Mattさんの画像加工について、「やりすぎだ」とする声も根強い。Mattさんが写真を公開するたびに、ネット上では「需要あるのかな」「もはや理解ができない」「子供がめっちゃ怖がってた」といった声が上がるなど、画像加工が過剰であると難じる声が噴出するなど、「敵」も非常に多いのが実情だ。

   芸能人のSNSにアップされる画像が加工されすぎとの指摘が上がることは多く、J-CASTニュース編集部では2018年に、「もはやツッコミ待ち!? 芸能人はなぜ『バレバレ』な加工写真をSNSに上げてしまうのか」との記事で、芸能人の心理を検証。その結果、

「芸能人を続けていると、『虚像でも許される』という意識が芽生えてしまう」
「『こういう姿でありたい』と思うその姿を、『ファンも望んでいる』と錯覚してしまう」
「『加工なんかしないで等身大のあなたで』とのファンの思いはなかなか届かない」

との分析結果を、経営コンサルタントで心理学博士の鈴木丈織氏から得た。

   しかし、Mattさんについては、その「加工」を支持する向きも多い。そこで、編集部では更なる検証を行うべく、Mattさんを支持する声についての分析を鈴木氏に依頼した。

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