女優の川口春奈さん(24)が沢尻エリカ容疑者(33)の代役として、2020年放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の濃姫役に選ばれたこともあり、「沢尻パニック」一段落の様相を呈してきた今日この頃。そんな中、ネット上ではツイッター上を中心に、視聴者からある願望が噴出し始めている。
あるアカウントは川口さんについて、「川口春奈マジで腹括ったなぁ」と賞賛の上、「成功したら来年の紅白司会あるで!」と、早くも2020年のNHK紅白歌合戦の紅組司会への就任を予想。また、別のアカウントも「紅白の司会にきたらすげー!」としつつ、「はるるが、司会だったら全部見る!」とツイートするなど、川口さんの司会就任を期待している。
大河主演女優が、その年の紅組司会を務めた例も
その紅組の司会だが、近年は朝ドラで主演を務めた(もしくは次の年から務める)女優が選ばれることが多い状況が続いているが、2013年には綾瀬はるかさんが、また、2006年には仲間由紀恵さんが選出されている。綾瀬さんは2013年に大河ドラマ「八重の桜」に主演していたほか、仲間さんは2006年に「功名が辻」に主演しており、これらの年には「大河の主演女優が司会に選ばれた」と話題になった。
それを考えると、川口さんが「麒麟がくる」で無事に濃姫役を務め上げれば、紅組司会の座に大きく近づくと言えるのではないだろうか。「麒麟がくる」の主演は長谷川博己さん(43=明智光秀役)だが、濃姫役は「準主役」と目されている重要な役どころだ。また、2019年放送の大河ドラマ「いだてん」には綾瀬さんが主演ではない役で出演したが、その年の紅白である今回の紅白の紅組司会は、まさしく綾瀬さん。やはり、何らかの相関があると考えても矛盾はない。
また、川口さんをめぐっては、突然の大河ドラマ起用に対して、「時代劇の所作が身についていないのではないか」と、その能力を不安視する報道や声も上がっているが、沢尻容疑者逮捕という「非常事態」を受けての起用であれば、視聴者からの視線も温かいものになるはず。ゆえに、言葉は悪いが、「無難に」務め上げさえすれば、視聴者からは自然と「紅組司会に!」との声が続々と上がり始めるのではないだろうか。