2019年11月27日に放送された音楽番組「ベストアーティスト2019」。40組以上のミュージシャンが集結するなど、その豪華な放送にはネット上には歓声が続々と上がった。ただ、翌28日になると、一部の視聴者から「悲鳴」がネット上に......。
あるツイッターアカウントはこの日の朝、「同期のサクラが録画されてなかった」と、ドラマ「同期のサクラ」が録画できていないと嘆き節。また、別のアカウントは、「毎週録画の同期のサクラが撮れてない...7話までちゃんと動いてくれてたのに...レコちゃん壊れたかな? 年末までに直さないと...」と、レコーダーが壊れたのではないかとするツイートを行った。
一部機種で「連ドラ予約」だとそのまま?
読者の皆さんはもうお分かりだと思うが、27日は「ベストアーティスト2019」が放送されていたため、同番組と同じく日本テレビ系で放送されている「同期のサクラ」は、この日は放送されていなかった。
しかし、そのことに気付かなかった一部の視聴者が、翌日朝になって予約録画を確認したところ、「同期のサクラ」の代わりに「ベストアーティスト2019」が録画されていたことに気付いて驚きの声を上げていた......ということのようだ。
通常、予約録画は番組表で行うため、その時点で「同期のサクラ」がないことには気づきそうなものだが、「連ドラ予約」の機能を使った場合は、いちいち毎週にわたって番組指定は行わなくてよくなる。一方で、番組追跡の機能がないなど番組の変更に対応できないレコーダーだと、そのまま「ベストアーティスト2019」を録画してしまっていたと推測される。
でも実はミニドラマが...!
ただ、これらの「悲鳴」は、ほどなくして安堵の声に変わる。あるアカウントは、「同期のサクラはやってなかった事実」と、番組の放送がなかった事実に気付いたとツイートしたほか、別のアカウントは、「同期のサクラ録画出来てないと思ったら、昨日なかったらしい よかったー!!」と、歓喜の声を上げている。また、これとは別に「同期のサクラの代わりにベストアーティストが録画されていたのでみます」と、意図せずして録画できていた「ベストアーティスト2019」が録画できていたことについて喜ぶアカウントもあるほどだ。
なお、「ベストアーティスト2019」では20時14分頃から、「同期のサクラ」のスペシャルミニドラマと銘打って、ドラマに出演する高畑充希さん(27)、新田真剣佑さん(23)、岡山天音さん(25)、竜星涼さん(26)の4人が出演する1分間の特別映像が流れた。それが終わると、「ベストアーティスト2019」の会場内には、やはりドラマに出演する橋本愛さん(23)が登場し、ドラマのテーマ曲「さくら(二〇一九)」について曲紹介を行うという演出があった。
「ベストアーティスト2019」によって放送が休止となった「同期のサクラ」だが、番組同士のコラボレーションが行われていたことには気づいていなかったファンもいたようで、「昨日のベストアーティスト内で放送された同期のさくらのミニドラマの動画誰か撮ってない? 観る前に間違って消してしまった」との声も上がっている。
(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)