中学入試でスマホ使用可に 問題もユニーク...導入校に狙いを聞く

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評価のポイントは?

   東京女子学園中・広報部長の立原寿亮さんは11月26日、J-CASTニュースの取材に、スマホの使用を認める背景に情報環境の変化があると説明した。

「今までのテストで測っていた知識や技能は、これからAIなどのテクノロジーが代替していくと思います。そこで重要なのは、知識の細かさや量だけではなく、情報をどう得るか、どう活用するか、どう学ぶかなどです。学校としてもそれは育むべき課題とらえています」

   同校では、情報端末を「文房具」の延長と位置付けており、授業では積極的にタブレットを活用している。

   前述の例題は、大人でも回答に窮しそうだ。評価のポイントを聞くと、

「特にぬいぐるみの問題は答えが定まらないですよね。もちろん出荷数を調べればわかるかもしれないですが、確実な唯一の答えを求めたいのではなくて思考のプロセス、つまりなぜそういう結論を出したのかという過程を見たいです」(立原さん)
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